何度も想像した別れのケース
2002年1月26日それでは、私を抱いたのも自分の意志ではないというのか?
卑怯ではないか。今になって。
お前はたしかに私を愛しているのだ !
(言ってしまうのか。おのれの口から)
お前は今でも私を愛しているはずだ。
(口に出してしまう言葉の何て空しさだ)
なあ、そうだと言ってくれ!
(私はなんて愚かしいことをやっているのだろう。
答えはとうに出ているというのに。
愛を強要したところで
自分が惨めになるだけだというのに。)
……お前は私を愛していない。
(私の一人相撲に終わるのか…)
卑怯ではないか。今になって。
お前はたしかに私を愛しているのだ !
(言ってしまうのか。おのれの口から)
お前は今でも私を愛しているはずだ。
(口に出してしまう言葉の何て空しさだ)
なあ、そうだと言ってくれ!
(私はなんて愚かしいことをやっているのだろう。
答えはとうに出ているというのに。
愛を強要したところで
自分が惨めになるだけだというのに。)
……お前は私を愛していない。
(私の一人相撲に終わるのか…)
幸せな頃は不思議なちからに守られてるとも気付かずに。
2002年1月24日はじめ二人を隔てたのは
ほんの小さい川だった
それを二人は苦にもせずに
両方の岸を歩いていた
いつも間にか川は大きくなった
そしてとうとう越すことの出来ない
大きな川を隔てた
もはや二人のための船も橋も今はない
どちらかが水へ飛び込まねば
二人が逢う時は永久にない
ほんの小さい川だった
それを二人は苦にもせずに
両方の岸を歩いていた
いつも間にか川は大きくなった
そしてとうとう越すことの出来ない
大きな川を隔てた
もはや二人のための船も橋も今はない
どちらかが水へ飛び込まねば
二人が逢う時は永久にない
ハイ・カラー・イズ・ビューティフル
2002年1月23日 はいから
はいから
はいから
はいから
ぼくは はいからはく血濡れの空を
弄ぶきみと こかこおら飲んでいる
きみははいから裳裾をからげ
賑やかな都市を飾る 女郎花
ぼくは
ぼくははいからはくち
はいから
はいから
はいから
はいから
ぼくは はいからはく血を吐きながら
きみののおにただ夕まぐれ
きみははいから唐紅の
蜜柑色したひっぴーみたい
ぼくは
ぼくははいからはくち
はいから
はいから
はいから
ぼくは はいからはく血濡れの空を
弄ぶきみと こかこおら飲んでいる
きみははいから裳裾をからげ
賑やかな都市を飾る 女郎花
ぼくは
ぼくははいからはくち
はいから
はいから
はいから
はいから
ぼくは はいからはく血を吐きながら
きみののおにただ夕まぐれ
きみははいから唐紅の
蜜柑色したひっぴーみたい
ぼくは
ぼくははいからはくち
チョ、チョ、チョ!
2002年1月22日チョ、チョ、チョッパー
チョ、チョ、チョッパー
いらいらすんなあー
くよくよすんなあー
大通りつっぱしれー
チョッパーズ・ブギ
まあ、元気だして
チョ、チョ、チョッパー
チョ、チョ、チョッパー
チョ、チョ、チョッパー
いらいらすんなあー
くよくよすんなあー
大通りつっぱしれー
チョッパーズ・ブギ
まあ、元気だして
チョ、チョ、チョッパー
チョ、チョ、チョッパー
砂の女
2002年1月21日風まじりの 雪がすべる 浜辺に
いなづまのような なみがとどろく
貴方の好きな 景色だわ
君は そうささやいて
さみしそうに 目をそらす
冗談はやめてくれ
なげやりな 君の視線 たどって
いらだちがあつい うずをえがくよ
話あるなら早くして
君は そうつぶやいて
ほほをかたくこおらせた
冗談はやめてくれ
はりのような 砂のつぶに おそわれ
かばうように 君をだいて もどるよ町へ
いなづまのような なみがとどろく
貴方の好きな 景色だわ
君は そうささやいて
さみしそうに 目をそらす
冗談はやめてくれ
なげやりな 君の視線 たどって
いらだちがあつい うずをえがくよ
話あるなら早くして
君は そうつぶやいて
ほほをかたくこおらせた
冗談はやめてくれ
はりのような 砂のつぶに おそわれ
かばうように 君をだいて もどるよ町へ
ひとりでいたいわけ、誰にもきっとあるもの
2002年1月20日街へ出て
人を見たとてなんとせう
やはりひとりで
うちにいませう。
山へ来て
ひとり泣くともなんとせう。
やはりひとりで
うちにいませう。
人を見たとてなんとせう
やはりひとりで
うちにいませう。
山へ来て
ひとり泣くともなんとせう。
やはりひとりで
うちにいませう。
握拳ケン
2002年1月18日波よ来い、6発ほど来い、気兼ねすな〜
波よ来い、月金で来い、気兼ねすな〜
波よ来い、ヘソ下で来い、気兼ねすな〜
岩は来な、危ないから来な、笑われへんから〜
誰も笑われへんから〜
誰も得せへんから〜
いや、誰も、誰も得せへんから〜
波よ来い、月金で来い、気兼ねすな〜
波よ来い、ヘソ下で来い、気兼ねすな〜
岩は来な、危ないから来な、笑われへんから〜
誰も笑われへんから〜
誰も得せへんから〜
いや、誰も、誰も得せへんから〜
タクトを振れ!
2002年1月17日脚本のない芝居だ
幕間のない芝居だ
見物も
役者も
いっしょくたの芝居だ
すばらしい野外劇だ
悲しい悲劇だ
いや
めっちゃくっちゃの芝居だ
だが
舞台監督は素敵だ
彼の名は運命
幕間のない芝居だ
見物も
役者も
いっしょくたの芝居だ
すばらしい野外劇だ
悲しい悲劇だ
いや
めっちゃくっちゃの芝居だ
だが
舞台監督は素敵だ
彼の名は運命
頭を壁にたたきつけてみよう血を出してみよう
2002年1月12日さて。
部屋の中をはいまわる私は
影ぼうし
で、
カーテンに頭をつっこんで
そこはたいへんホコリくさいことを確認
私は
こうして
私たらしめている
その私のあいまいな記憶をたどると…
学校の体育館をすっぽりおおう巨大な白い壁や
毛がまばらな三人の男や
(そのうち一人は私を愛しているのに…)
そーゆー全ての
どーだかわからないもの。
「さびしさである」
こーして私はいつも友だちが欲しいのだが
そのキモチはいつも誰かにつつぬけで
その誰かは、私がトモダチにしたいと思う誰かを
鳥につつかせたり
階段の最後の段でつまずかせたり
醜悪な悪口をいいふらさせたり
ケーキに毒をしこんだり
夢に出てきて首をはねたり
つまるところ…
脳みそであった。
トモダチが欲しいのは
私ではなく脳みそ
サビシガリヤはワタシでなくノウミソ
はてしなくつなぎあうニューロンの白い手と手
だがやがて頭蓋骨の暗い壁につきあたり
自分が暗黒の中に閉じこめられていることに気がつく。
「サビシサ」とは頭蓋骨の暗黒の中に
ほの白くたたずむ脳みそのキモチそのものであった。
部屋の中をはいまわる私は
影ぼうし
で、
カーテンに頭をつっこんで
そこはたいへんホコリくさいことを確認
私は
こうして
私たらしめている
その私のあいまいな記憶をたどると…
学校の体育館をすっぽりおおう巨大な白い壁や
毛がまばらな三人の男や
(そのうち一人は私を愛しているのに…)
そーゆー全ての
どーだかわからないもの。
「さびしさである」
こーして私はいつも友だちが欲しいのだが
そのキモチはいつも誰かにつつぬけで
その誰かは、私がトモダチにしたいと思う誰かを
鳥につつかせたり
階段の最後の段でつまずかせたり
醜悪な悪口をいいふらさせたり
ケーキに毒をしこんだり
夢に出てきて首をはねたり
つまるところ…
脳みそであった。
トモダチが欲しいのは
私ではなく脳みそ
サビシガリヤはワタシでなくノウミソ
はてしなくつなぎあうニューロンの白い手と手
だがやがて頭蓋骨の暗い壁につきあたり
自分が暗黒の中に閉じこめられていることに気がつく。
「サビシサ」とは頭蓋骨の暗黒の中に
ほの白くたたずむ脳みそのキモチそのものであった。
はつ恋
2002年1月10日北風に肩をすぼめながら
あなたは振り返り
はやく大人になれと
つぶやいたあの日
私はもう子供じゃないの
愛することの哀しみも
触れ合う指に通い合う
優しさだって知りたいの
北風よ空を駆けめぐり
遠いあの人に
私は今十六と伝えて欲しいの
あなたは振り返り
はやく大人になれと
つぶやいたあの日
私はもう子供じゃないの
愛することの哀しみも
触れ合う指に通い合う
優しさだって知りたいの
北風よ空を駆けめぐり
遠いあの人に
私は今十六と伝えて欲しいの
大人になりましょうよ
2002年1月9日「お前って人当たりはすごくいいのに冷たいこと言うのな」
幼かった
誠実に真実を見極めようとするほど
言葉は誤解された
まだ弱い魂は傷ついた
誰も自分ほどには真実は大切なものではないのだという
事実もまた
僕を深く傷つけた
僕は冷たかったことなんか一度もない
言葉が誰にも届かない
あの言いようもない絶望感
大学に入って社会人になって
いつまでも青臭いこと言ってても仕方ないから
当たり障りない人付き合いするようになった
真実がどうだのとアホなこと言って
人に誤解されて
自分を使いべらすこともない
楽だな
でも空しい
他人に何も期待しなくなった今の方が
あのときよりずっと冷たい
ひとりで暮らすようになった
大人になるっていい
自分ひとり喰わすことができればいいんだから
でもなんとかしなくちゃ
僕は僕でなくなってしまう
幼かった
誠実に真実を見極めようとするほど
言葉は誤解された
まだ弱い魂は傷ついた
誰も自分ほどには真実は大切なものではないのだという
事実もまた
僕を深く傷つけた
僕は冷たかったことなんか一度もない
言葉が誰にも届かない
あの言いようもない絶望感
大学に入って社会人になって
いつまでも青臭いこと言ってても仕方ないから
当たり障りない人付き合いするようになった
真実がどうだのとアホなこと言って
人に誤解されて
自分を使いべらすこともない
楽だな
でも空しい
他人に何も期待しなくなった今の方が
あのときよりずっと冷たい
ひとりで暮らすようになった
大人になるっていい
自分ひとり喰わすことができればいいんだから
でもなんとかしなくちゃ
僕は僕でなくなってしまう
かんさい俗語講座
2002年1月1日森岡のオッサン メチャ臭い屁こいて朝から寝てまんねん
めぱちこ さぶいぼ マロニー 煮すぎて とけてもた
おとん おかん おねん おにん ぼんさんぼんさんぼんさんぼんさん
ぼんさんが屁をこいた
へてから こんばば ぱちもん おんどれ こちょばい さらぴん
かしわ おいど
パーマあてたら たいそやな〜 ちゅうてね〜
べべんじょ かんじょ カギしめた
森岡のオッサン アメちゃんなめんと 冷コー飲みーな ドンコほりこんで
コンパチやられて フー ドッスン
おとん おかん おねん おにん え……、え わらびもち
シャバナ、レオポン
アハハハハ アハハハハ アハハハハ アハハハハハ アハハハハハ
村上トーコー 関東ダキ コンタマ 糸田川
おいど パーマあてたら たいそやな〜 ちゅうてね
ペコタン ポコタン 誰がつっついた ペコタン!
めぱちこ さぶいぼ マロニー 煮すぎて とけてもた
おとん おかん おねん おにん ぼんさんぼんさんぼんさんぼんさん
ぼんさんが屁をこいた
へてから こんばば ぱちもん おんどれ こちょばい さらぴん
かしわ おいど
パーマあてたら たいそやな〜 ちゅうてね〜
べべんじょ かんじょ カギしめた
森岡のオッサン アメちゃんなめんと 冷コー飲みーな ドンコほりこんで
コンパチやられて フー ドッスン
おとん おかん おねん おにん え……、え わらびもち
シャバナ、レオポン
アハハハハ アハハハハ アハハハハ アハハハハハ アハハハハハ
村上トーコー 関東ダキ コンタマ 糸田川
おいど パーマあてたら たいそやな〜 ちゅうてね
ペコタン ポコタン 誰がつっついた ペコタン!