いいところだ

2002年8月18日
不思議なもんで
捨八の住む街からは
富士の方角は
いつも透明で

お上の家の方角は
霞んで見える

この夏は格別だった

2002年8月17日
こんなことは相手がおめぇだから話すんだが─
俺ァ どうも
この冬は越せねぇかもしれねぇ
そんな気がするよ

もう越せねぇ
もう越せねぇって
思ったことは何度もあった
そのたんびに越してきた

しかしもうだめだよ
この冬は格別だ

あ〜あ 何の足しにもならねぇ一生だったなあ……

ぐるぐるぐるぐる

2002年8月16日
目をつぶると
ウルトラQのイントロみたく
ぐるぐるするのは
熱がある証拠

クラスの山中は
熱が出ると
モアイ像が見えるって
いってたな

「くだらない くだらない くだらない」
って何の小説の一節だっけ
ごはん?
そうじ?

どうして女はこーゆー
フリルのついた
暴力を平気で
使うんだ?


コトバも
暴力だよな
化粧品なんて
シャブみたいなもんよ
使えば使うほどキクやつが
必要になってくる
どんどん強いもんが欲しくなる


らしい。
私ほとんどすっぴんなんで
ぼんやりとしか
わからないッス

作用・反作用

2002年8月13日
あんたたちはだめさ

女たちはみな
女を追いかけそうもない
男が好きなんだよ

だから
たとえ結婚していたって
妻に大事にされている男は
外でも女に追いかけられる

もっともそれは
男に限ったことじゃ
ないんだろうな

俺はこの小娘が
俺を追いかけないことを
知っている

万物となって満ちる

2002年8月12日
空気のように愛されたい
秋の陽の光のように
花の香のように
透明になって

誰にも見られず
認められたい


そんなことを言ってると
いつか本当に殺されるぞ

キミに関わった人間は
鏡を見るみたいに
自分自身と
向き合わなくちゃいけなくなる
キミが何ものをも受け止めないからだ

周りの人間は
自分の卑しさと向き会い続けることになる
人はね
そんなことにはとても
耐えられないんだ

何者でもないキミは
とても美しいよ

オザケン語彙

2002年8月10日
僕のアーバンブルーズへの貢献

なぐさめてしまわないように
心の中にある光
海へ続く河

ハッシュ!

2002年8月9日
誰かに頼らずに
一人で生きるとは
どういうことでしょう。
あなたに
それはできますか?
ないわけないわけないわけない若さのワケがサーチライトのよう
ないわけないわけないわけないバカさのワケがステージライトのよう
ないわけないわけないわけない涙のワケはどうもないジョーク
ないわけないわけないわけない頃のよう、ワケに透明のベール

アオハル ユース
アオハル ユース
アオハル ユース

果てには?
果てには?
果てには?
果てには?
果てには?
果てには?
果てには?
眠れないぜ今夜 目を変えて
振れないぜもっと 腕を変えて
心臓が倍になった 苦痛が快感になった
細胞が騒ぎだした 今夜

飛び回るメッセージ 彼の上
足りないぜもっと でかい頭
妄想が入りこんだ 頭痛が信号になった
浮かんだ彼の上 巨大なクエスチョンマーク

眠れないぜ今夜 目がさえて
止めないでもっと 夢の続き
へえそういう感じなんだ 右脳が戦場になって
一瞬で灰になった 全部
浮かんだ屋根の上 巨大なクエスチョンマーク

埋め込んでるチャンネルすべてマンガ
読み込んでる信号すべてキャッチ
単純で ごめんよ
巨大なクエスチョンマーク

眠れないぜ今夜 目がさえて
おいなんだよこのムード
うしろまえ
へえそういう感じなんだ 右脳が戦場になって
一瞬で灰になった
心臓が倍になった 苦痛が快感になった
人間はそう でかくなった
浮かんだ空の上 巨大なクエスチョンマーク

クエスチョンマーク
クエスチョンマーク
クエスチョンマーク

息ができる世界

2002年8月6日
あなたのいない世界で
わたしは
週末の午後ひとりで映画を見た
若くて美しい顔の娘と不幸せそうな男の物語を
ふたりは恋に落ちてそして死ぬ
見終わるとわたしは少し泣いた
そして少し笑った
あなたのいないこの世界で

あなたのいない世界で
わたしは
週末の朝ひとり手紙を書いた
ブルーのインクで小さな文字で
季節の移ろいをなんとなく書きとめたくて
書き終えてわたしは少し泣いた
そして少し笑った
その後で引き出しに鍵をかけた
あなたのいないこの世界で

あなたのいない世界で
わたしは
週末の夜クスリを飲んで眠った
短くて美しい夢を見た
目覚めると私は少し泣いた
そして少し笑った
あなたのいないこの世界で

あなたのいないこの世界で
誰もが振り返って顔を見る

あざだらけで
傷から血の出たわたしは
考える

誰もいない野原で

歌い続ける人は

誰もその声をきかず
誰もその姿を見ないとしても

誰かという鏡さえないとしても

それでも存在するんじゃないかと

歌い続ける限り

歌を忘れぬ
その限り

─わたしはまだ生きている
得たいのしれないものが私達の中にある

     得体の知れないもの
       〈欲望〉

惨劇はとつぜん
起きる訳ではない

そんなことがある訳ない

それは実は
ゆっくり徐々に
用意されている
進行している

アホな日常
たいくつな毎日の
さなかに

それは───

そしてそれは風船が
ぱちんとはじけるように
起こる

ぱちんとはじけるように
起こるのだ
うるさいなあ

すこしだまってよ

いつもいつも
くだらない
お喋りばっか
してさ!

自分のことばっか
喋って楽しい?

して欲しいことばっか
喋って楽しい?

ねえ?

見えないだけ

2002年7月31日
電波のように

空気の中に見えない何かが
飛び交っている

愛やら
悪意やら
諦めやら
執着やら

目に見えない感情の念波
どうして恋愛のことになると
人間てああも変わるのだろう?

(みかちゃんも由紀ちゃんも
 男のことさえなきゃ
 すごくバランスとれてるのに・・・
 んなこと言ってもムダか)

あたしはああはなれないなあ
なれないからさみしいのかなあ

でも今週もスピリッツ読めるから別にいーや

13歳の決心

2002年7月29日
あたしは反省しない
あたしは後悔なんかしない
あたしは神様なんて信じない
あたしにバチを与える神様
なんて信用しない
あたしは何も信用しない
あたしが信用するもの以外
信用しない

なかなかどーして

2002年7月28日
その時
あたしは
・この世をニクム!!・
とオーツキケンジのよーに思った

ああ でも空は青く
空と雲だけはあたしを見捨てないと
痛感したしだいです

何かワケがあるんあろうけどさ
あたしは世界をボールのようにけとばしたいよ


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