この夏は格別だった
2002年8月17日こんなことは相手がおめぇだから話すんだが─
俺ァ どうも
この冬は越せねぇかもしれねぇ
そんな気がするよ
もう越せねぇ
もう越せねぇって
思ったことは何度もあった
そのたんびに越してきた
しかしもうだめだよ
この冬は格別だ
あ〜あ 何の足しにもならねぇ一生だったなあ……
俺ァ どうも
この冬は越せねぇかもしれねぇ
そんな気がするよ
もう越せねぇ
もう越せねぇって
思ったことは何度もあった
そのたんびに越してきた
しかしもうだめだよ
この冬は格別だ
あ〜あ 何の足しにもならねぇ一生だったなあ……
ぐるぐるぐるぐる
2002年8月16日目をつぶると
ウルトラQのイントロみたく
ぐるぐるするのは
熱がある証拠
クラスの山中は
熱が出ると
モアイ像が見えるって
いってたな
「くだらない くだらない くだらない」
って何の小説の一節だっけ
ウルトラQのイントロみたく
ぐるぐるするのは
熱がある証拠
クラスの山中は
熱が出ると
モアイ像が見えるって
いってたな
「くだらない くだらない くだらない」
って何の小説の一節だっけ
たいていの女は鏡を見る顔が怖いよ。今度覗いてみな。
2002年8月14日化粧品なんて
シャブみたいなもんよ
使えば使うほどキクやつが
必要になってくる
どんどん強いもんが欲しくなる
らしい。
私ほとんどすっぴんなんで
ぼんやりとしか
わからないッス
シャブみたいなもんよ
使えば使うほどキクやつが
必要になってくる
どんどん強いもんが欲しくなる
らしい。
私ほとんどすっぴんなんで
ぼんやりとしか
わからないッス
作用・反作用
2002年8月13日あんたたちはだめさ
女たちはみな
女を追いかけそうもない
男が好きなんだよ
だから
たとえ結婚していたって
妻に大事にされている男は
外でも女に追いかけられる
もっともそれは
男に限ったことじゃ
ないんだろうな
俺はこの小娘が
俺を追いかけないことを
知っている
女たちはみな
女を追いかけそうもない
男が好きなんだよ
だから
たとえ結婚していたって
妻に大事にされている男は
外でも女に追いかけられる
もっともそれは
男に限ったことじゃ
ないんだろうな
俺はこの小娘が
俺を追いかけないことを
知っている
冷淡なわけではない。そういう癖なのだ。
2002年8月11日そんなことを言ってると
いつか本当に殺されるぞ
キミに関わった人間は
鏡を見るみたいに
自分自身と
向き合わなくちゃいけなくなる
キミが何ものをも受け止めないからだ
周りの人間は
自分の卑しさと向き会い続けることになる
人はね
そんなことにはとても
耐えられないんだ
何者でもないキミは
とても美しいよ
いつか本当に殺されるぞ
キミに関わった人間は
鏡を見るみたいに
自分自身と
向き合わなくちゃいけなくなる
キミが何ものをも受け止めないからだ
周りの人間は
自分の卑しさと向き会い続けることになる
人はね
そんなことにはとても
耐えられないんだ
何者でもないキミは
とても美しいよ
ハイヴィジョンのよう
2002年8月8日ないわけないわけないわけない若さのワケがサーチライトのよう
ないわけないわけないわけないバカさのワケがステージライトのよう
ないわけないわけないわけない涙のワケはどうもないジョーク
ないわけないわけないわけない頃のよう、ワケに透明のベール
アオハル ユース
アオハル ユース
アオハル ユース
果てには?
果てには?
果てには?
果てには?
果てには?
果てには?
果てには?
ないわけないわけないわけないバカさのワケがステージライトのよう
ないわけないわけないわけない涙のワケはどうもないジョーク
ないわけないわけないわけない頃のよう、ワケに透明のベール
アオハル ユース
アオハル ユース
アオハル ユース
果てには?
果てには?
果てには?
果てには?
果てには?
果てには?
果てには?
でっかい?のものがたり
2002年8月7日眠れないぜ今夜 目を変えて
振れないぜもっと 腕を変えて
心臓が倍になった 苦痛が快感になった
細胞が騒ぎだした 今夜
飛び回るメッセージ 彼の上
足りないぜもっと でかい頭
妄想が入りこんだ 頭痛が信号になった
浮かんだ彼の上 巨大なクエスチョンマーク
眠れないぜ今夜 目がさえて
止めないでもっと 夢の続き
へえそういう感じなんだ 右脳が戦場になって
一瞬で灰になった 全部
浮かんだ屋根の上 巨大なクエスチョンマーク
埋め込んでるチャンネルすべてマンガ
読み込んでる信号すべてキャッチ
単純で ごめんよ
巨大なクエスチョンマーク
眠れないぜ今夜 目がさえて
おいなんだよこのムード
うしろまえ
へえそういう感じなんだ 右脳が戦場になって
一瞬で灰になった
心臓が倍になった 苦痛が快感になった
人間はそう でかくなった
浮かんだ空の上 巨大なクエスチョンマーク
クエスチョンマーク
クエスチョンマーク
クエスチョンマーク
振れないぜもっと 腕を変えて
心臓が倍になった 苦痛が快感になった
細胞が騒ぎだした 今夜
飛び回るメッセージ 彼の上
足りないぜもっと でかい頭
妄想が入りこんだ 頭痛が信号になった
浮かんだ彼の上 巨大なクエスチョンマーク
眠れないぜ今夜 目がさえて
止めないでもっと 夢の続き
へえそういう感じなんだ 右脳が戦場になって
一瞬で灰になった 全部
浮かんだ屋根の上 巨大なクエスチョンマーク
埋め込んでるチャンネルすべてマンガ
読み込んでる信号すべてキャッチ
単純で ごめんよ
巨大なクエスチョンマーク
眠れないぜ今夜 目がさえて
おいなんだよこのムード
うしろまえ
へえそういう感じなんだ 右脳が戦場になって
一瞬で灰になった
心臓が倍になった 苦痛が快感になった
人間はそう でかくなった
浮かんだ空の上 巨大なクエスチョンマーク
クエスチョンマーク
クエスチョンマーク
クエスチョンマーク
息ができる世界
2002年8月6日あなたのいない世界で
わたしは
週末の午後ひとりで映画を見た
若くて美しい顔の娘と不幸せそうな男の物語を
ふたりは恋に落ちてそして死ぬ
見終わるとわたしは少し泣いた
そして少し笑った
あなたのいないこの世界で
あなたのいない世界で
わたしは
週末の朝ひとり手紙を書いた
ブルーのインクで小さな文字で
季節の移ろいをなんとなく書きとめたくて
書き終えてわたしは少し泣いた
そして少し笑った
その後で引き出しに鍵をかけた
あなたのいないこの世界で
あなたのいない世界で
わたしは
週末の夜クスリを飲んで眠った
短くて美しい夢を見た
目覚めると私は少し泣いた
そして少し笑った
あなたのいないこの世界で
あなたのいないこの世界で
わたしは
週末の午後ひとりで映画を見た
若くて美しい顔の娘と不幸せそうな男の物語を
ふたりは恋に落ちてそして死ぬ
見終わるとわたしは少し泣いた
そして少し笑った
あなたのいないこの世界で
あなたのいない世界で
わたしは
週末の朝ひとり手紙を書いた
ブルーのインクで小さな文字で
季節の移ろいをなんとなく書きとめたくて
書き終えてわたしは少し泣いた
そして少し笑った
その後で引き出しに鍵をかけた
あなたのいないこの世界で
あなたのいない世界で
わたしは
週末の夜クスリを飲んで眠った
短くて美しい夢を見た
目覚めると私は少し泣いた
そして少し笑った
あなたのいないこの世界で
あなたのいないこの世界で
式日に詠んでいたコトバ
2002年8月5日誰もが振り返って顔を見る
あざだらけで
傷から血の出たわたしは
考える
誰もいない野原で
歌い続ける人は
誰もその声をきかず
誰もその姿を見ないとしても
誰かという鏡さえないとしても
それでも存在するんじゃないかと
歌い続ける限り
歌を忘れぬ
その限り
─わたしはまだ生きている
あざだらけで
傷から血の出たわたしは
考える
誰もいない野原で
歌い続ける人は
誰もその声をきかず
誰もその姿を見ないとしても
誰かという鏡さえないとしても
それでも存在するんじゃないかと
歌い続ける限り
歌を忘れぬ
その限り
─わたしはまだ生きている
私たちの日常に深く、深く浸透してあるもの
2002年8月2日得たいのしれないものが私達の中にある
得体の知れないもの
〈欲望〉
惨劇はとつぜん
起きる訳ではない
そんなことがある訳ない
それは実は
ゆっくり徐々に
用意されている
進行している
アホな日常
たいくつな毎日の
さなかに
それは───
そしてそれは風船が
ぱちんとはじけるように
起こる
ぱちんとはじけるように
起こるのだ
得体の知れないもの
〈欲望〉
惨劇はとつぜん
起きる訳ではない
そんなことがある訳ない
それは実は
ゆっくり徐々に
用意されている
進行している
アホな日常
たいくつな毎日の
さなかに
それは───
そしてそれは風船が
ぱちんとはじけるように
起こる
ぱちんとはじけるように
起こるのだ
普段黙ってると結局こうなる
2002年8月1日うるさいなあ
すこしだまってよ
いつもいつも
くだらない
お喋りばっか
してさ!
自分のことばっか
喋って楽しい?
して欲しいことばっか
喋って楽しい?
ねえ?
すこしだまってよ
いつもいつも
くだらない
お喋りばっか
してさ!
自分のことばっか
喋って楽しい?
して欲しいことばっか
喋って楽しい?
ねえ?
人のハナシを聞いてばかりいると
2002年7月30日どうして恋愛のことになると
人間てああも変わるのだろう?
(みかちゃんも由紀ちゃんも
男のことさえなきゃ
すごくバランスとれてるのに・・・
んなこと言ってもムダか)
あたしはああはなれないなあ
なれないからさみしいのかなあ
でも今週もスピリッツ読めるから別にいーや
人間てああも変わるのだろう?
(みかちゃんも由紀ちゃんも
男のことさえなきゃ
すごくバランスとれてるのに・・・
んなこと言ってもムダか)
あたしはああはなれないなあ
なれないからさみしいのかなあ
でも今週もスピリッツ読めるから別にいーや
13歳の決心
2002年7月29日あたしは反省しない
あたしは後悔なんかしない
あたしは神様なんて信じない
あたしにバチを与える神様
なんて信用しない
あたしは何も信用しない
あたしが信用するもの以外
信用しない
あたしは後悔なんかしない
あたしは神様なんて信じない
あたしにバチを与える神様
なんて信用しない
あたしは何も信用しない
あたしが信用するもの以外
信用しない
なかなかどーして
2002年7月28日その時
あたしは
・この世をニクム!!・
とオーツキケンジのよーに思った
ああ でも空は青く
空と雲だけはあたしを見捨てないと
痛感したしだいです
何かワケがあるんあろうけどさ
あたしは世界をボールのようにけとばしたいよ
あたしは
・この世をニクム!!・
とオーツキケンジのよーに思った
ああ でも空は青く
空と雲だけはあたしを見捨てないと
痛感したしだいです
何かワケがあるんあろうけどさ
あたしは世界をボールのようにけとばしたいよ