さらに言う。

2002年4月14日
目を瞑る前に
いっしょうけんめいな
相手の顔が見えた。

(いて!

 いで―!!

 いで―よ!!

 ああ…
 やだ
 こんなの

 早く終わんないかなあ

 なんでおんなじとこしか
 このひと
 さわらないの

 ああ
 つまんない
 下らない
 
 こんなはずじゃなかったのに)

 ……。
「好きだから」
というより
セックスというものをしてみたかったのだと思う

その感想といえば

・想像してたのよりたいしたことない

・想像してたのよりへんなことだ
 (あのへんなかっこう へんなうごき)

・相手に対して特殊な感情をもちやすい

・生殖を目的としないセックスというものは
 色々むじゅんとナゾがある

などなど
何にもなりゃしねえんだよ
男と女の間柄なんてもなァ
そんなもんじゃねぇ
男と女が寝たからといっても
それで
その間柄がどうなるわけでもねえんだよ
ねぇ お栄ちゃん
おいらが誰とでも寝るのはだからなんだぜ
幸せだと思ったり、真面目に生きていると思ったり、
自分をいい人間だと思ったりしている。
しかし、本当に幸せかといえば、
ただ、自分の中の不幸を見ないふりをしているだけ。
真面目に生きているつもりが、実は成り行きで生きている、他のことをする活力がないだけ。
いい人間のつもりが、流れから外れた奴には平然と冷たかったりする。
そういうことに、あの頃は敏感だった。

自分を棚に上げてね。

いや、努力して、みんなより少しでもいきいき生きようとしていた。

前向きに!

2002年4月10日
恋愛感情は持続しないって。
一生乗りつづけろといわれたら
車だって買う気がうせるだろうに。
結婚は法律と同じ。
夢物語を人に与えるけど
行きつく先は金です。
幸せは簡単。
そうふるまうと
周りから幸せそうって思われて、
自分にもうつるの、
幸せなんだって。
孤独はそうはいかないけど。
でも幸せは簡単。

諦めなければ、壊れてしまう
壊れてしまえば、諦めた痛みと無縁に生きていられる

でも、
こんなコトで負けて引っ込んで壊れちゃったら
負けたイミがない

自分が未熟で受けた痛みは忘れない

絶対、慣れたりしない

強くなるにはそれって必要だから
力を備える間ムダにしないために
したたかになんなきゃ
慣れたりしないんだ

あえてやるの
分かっててやってんの
チクチク痛いけど、
痛みの雨ん中を
でも昔ほどは痛くなくなったりして、
たまに傷口開いたりして、
アップもダウンもあるよなないよな毎日を
たんたんと生きてくの


全部オレのもんだ
孤独も
苦痛も
不安も
後悔も
もったいなくてお前になんか
やれるかってんだよ。

若気バカ気

2002年4月2日
屋根を走る仔猫のように
僕は奇跡を待っていた
夜をブラつき歩いてた
全てを開く鍵が見つかる
そんな日を捜していたけど
なんて単純でバカな俺
ああ 街は深く僕らを抱く!

全くの白

2002年4月1日
オレさ
正義の味方待ってたんだ
オレの中の悪を倒してほしかった
助けてほしかった
自分をどうにかしてほしかった

救ってくれないのなら
否定して拒絶してほしかった

オレの中の偽善を打ち倒し
この世に正義がある
と思わせてほしかった

オレのキタナイ部分を
殺してくれるなら
オレごと抹殺してくれてもよかった

有限の住人

2002年3月21日
人を生きるに寄辺無きもの
世間はそれを夢と呼ぶ

人を憎んで止処無きもの
世間はそれを愛と呼ぶ

流れ流され堕ちゆく先は
ここは三途の川向う

bassline

2002年3月11日
僕は幸せに対して失礼だったみたい
もう一度丁寧に感じて
拾って集めてみよう
愛にさよならを
私がどうなろうと構う人などいない
愛は私をいつも素通りしていった
身に付いたのは愛なしで生きるコツ
だから決めた 独りで生きていく
大変なことだけど 予感はいつもあった
愛にさよならを
私のこの望みがかなう日は来ない
苦い思いはいずれ過去のものとなり
私は信じられる人や生き甲斐を見いだす

愛を求める長旅はもうこれで終わり
孤独で空っぽの毎日がこれからの唯一の友
愛を忘れ去って精一杯生きていく
愛にさよならを
私のこの望みがかなう日は来ない
苦い思いは過去のものとなり
私は信じられる人や生き甲斐を見いだす

愛との別れ
私のこの望みがかなう日は来ない
 許して、僕はこれより大きな声で喋れない。
 あなたが、そう、僕の語りかけてるあなたが、いつ、僕の声をきいてくれるのか、僕には分からない。
 いや、そもそも、あなたは、僕の声がきこえるのだろうか?
 僕の名前は、とぶ。
 お願いだから、どんなに離れていても、あなたの耳を僕の口にぴったりくっつけていて。いまもそうやって。あるいは、ずっとそうしてほしい。でないと、僕は、あなたに理解してもらえない。で、たとえあなたが頼みをきいてくれないとしても、沈黙というやつがたっぷり残っているだろうから、あなたには、そいつを自分で補ってもらわなくては。僕の声が故障しているこの場所では、あなたの声が必要なんだよ。
 この弱点は、とぶがどんなふうに住んでいるのかということから、説明がつくのかもしれない。つまり、とぶは、彼が覚えている限りでは、全く空っぽの建物に住んでいて、そこでは、声に出されたコトバは、みんな、ほとんど終わることのないコダマになるんだ。

ヨクアルコト

2002年2月3日
もしもし…
アレ?
声がよく聞こえません。
もしもし。
もしもし。

アノネ

2002年2月2日
がんばらなくてもいいからさ
具体的に動こうよ

輪郭の確認・拡張

2002年2月1日
「僕には二人が頑張って自分を越えようとしているように見えた。自分を克服して、自分以上のものになろうと、張りつめているように見えた。」

自分という枠を広げるということはとても難しい。でも、私は広げる努力を続けたい。何処まで広がるのか。どこが広がらないのか。広がらないところがそのときの自分の輪郭。自分の輪郭は時とともに変わっていく。その変化を歓迎したい。堕ちるところまで堕ちてもそれが自分なのだし、そこからはい上がってもそれが自分なのだ。

沢田哲学 1

2002年1月31日
竜彦「何か好きなものがあるということは素晴らしいことなんだ。」
良子「ロックと漫画でも?」
竜彦「そうさ。なんだっていいんだ。何かを好きになって、細やかな味も分かって来るということは、とても大切なことなんだ。そういうことが、魂を細やかにするんだ。漫画でもロックでも、深く好きになれる人は他のものも深く好きになれる。」
良子(うなずく)
竜彦「一番恥ずかしい人間は、下らないとかいって、何に対しても深い関心を持てない人間だ。そう言う人の魂は干からびている。干からびた人間は人を愛することもものを愛することも出来ない。」
良子(うなずく)
竜彦「肝心なのは、夢中になっているということなんだ。なにかに、深く心を注いでいるということなんだ。それが心を育てるんだ。それに比べたら勉強ができるなんてことはつまらないことだ。」
良子(うなずく)
竜彦「何かを深く好きになることが必要だ。しかしそれは、放っておいてできることじゃない。好きになる訓練をしなきゃいけない。」
良子(うなずく)
竜彦「漫画がすきなら漫画でもいい。ただ気持ちのままに読み散らしているのではいけない。細かな魅力を分かろうとしなければいけない。すると、誰のがチャチで誰のがいい味だというようなことが分かってくる。もっと深い味が欲しくなる。もっと複雑な魅力が欲しくなる。それはもう漫画では駄目だということになったら、他のものを求めればいい。その分、君の心は豊かになっている。」
良子「―」
竜彦「好きな物がない、というのはとても恥ずかしいことだ。なにかを、無理にでも好きにならなければいけない。若いうちは特になにかを好きになる訓練をしなければいけない。」
良子「―」
竜彦「なにかを好きになり、夢中になるところまで行けるのは、素晴らしい能力なんだ。ものや人を深く愛せるというのは誰もが持てるというものじゃない、大切な能力なんだ。努力しなければ持つことのできない能力なんだ。」
竜彦「―(我に返り)いい方が難しかったかな?」
良子「ううん」

あのね

2002年1月30日
人の為

書いて
にせ

読むんだな、これが。

乙女爆弾 

2002年1月28日
眠気に襲われながら
時計の針を見ないで座る。
部屋の中心に位置している。
わたしの特等席の目前にはパソコンの霞んだ光。
埋もれた寂しさの限界近くに
螺旋状に回る階段、昇る月に照らされる。
だけれど闇夜に変わりは無く
埋もれた接続不能の回路が共鳴している。
部屋の電気を消灯し
ブラックライトとアロマキャンドルに照らされよう。
甘く香る部屋の黒み。
小爆発を繰り返す、不足の表れ。
乙女爆弾の威力は強いて。
眠気と戦う無駄な夜を思うのだ。
時計の針等見えはしない。
細部を確認したければ、
明日を浮かべて、風船に揺られ。
睡魔と眠気の違いについて深く考えてみようかと思ったりする。
無駄な時間を愛している。

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