自身を凍結させる笑い
2003年3月14日○もし、私の生が、笑いの中に身を滅すとすれば、私の自信は無知の自信となり、結局は、自身の全面的欠如となるだろう。
○誰にも、笑いを固執することはできない。笑いの維持は、鈍重さに堕すことである。笑いは宙づりになっていて、何ものをも肯定せず、何ものをも鎮めはしない。
○誰にも、笑いを固執することはできない。笑いの維持は、鈍重さに堕すことである。笑いは宙づりになっていて、何ものをも肯定せず、何ものをも鎮めはしない。
10年経っても同じじゃイヤでしょ
2003年3月12日ずっと読もうと思っていて、
結局読まなかった本があります。
この本の持ち主は、
これを読む時間が無かったのでしょうか。
多分、違います。
読もうとしなかった。
それだけです。
そのことに気付かない限り、
5年経っても10年経っても
持ち主はこの本を読むことはないでしょう。
だから、1年しかないなんて言ってないで、
やってみましょう。
この1年、
やれるだけのことをやってみましょう。
結局読まなかった本があります。
この本の持ち主は、
これを読む時間が無かったのでしょうか。
多分、違います。
読もうとしなかった。
それだけです。
そのことに気付かない限り、
5年経っても10年経っても
持ち主はこの本を読むことはないでしょう。
だから、1年しかないなんて言ってないで、
やってみましょう。
この1年、
やれるだけのことをやってみましょう。
求め、自ら得よ。
2003年3月9日だいたい授乳って、
一方的なものかと思っていたら、
共同作業なのですね。
お互いの力を出し合わないと、
絶対に成立しない。
人間って、大変だなあ。
幼い頃からこんなにやることがいっぱい。
アステカの言い伝えどおり
「ここには完璧な満足はない、ここは求め、働き、与えるところなのだ」
これが人生。
一方的なものかと思っていたら、
共同作業なのですね。
お互いの力を出し合わないと、
絶対に成立しない。
人間って、大変だなあ。
幼い頃からこんなにやることがいっぱい。
アステカの言い伝えどおり
「ここには完璧な満足はない、ここは求め、働き、与えるところなのだ」
これが人生。
補完
2003年3月2日今日も街に出て
トモダチを探す
だが
私がどんなにせつなく
好意をよせても
皆は私を蔑みの目で見るばかり
そこで
私は方針を変え
巨大化した
私は手当たりしだい
人々をかきあつめ
横になり
力ずくで
私をホメさせる
そして私は花より美しくなり
星より輝き
ますます美しく
巨大になり
私の体は
私を賛美する人々にまとわりつかれ
私は愛され
私にこがれる人々を
手のひらからボロボロとあふれさせ
彼らを浴び
彼らで磨かれ
泳ぎ
つぶし
くだき
かみしだき
甘い味の崇拝者を喰らう
やがて私は
私を求める私の可愛いチビッコたちに
体中を愛撫され
体のスキマというスキマから
体中に入り込んだ彼らに埋め尽くされ
そのあまりに
甘美な
想像に
私は街なかで
オシッコを
もらしていた
トモダチを探す
だが
私がどんなにせつなく
好意をよせても
皆は私を蔑みの目で見るばかり
そこで
私は方針を変え
巨大化した
私は手当たりしだい
人々をかきあつめ
横になり
力ずくで
私をホメさせる
そして私は花より美しくなり
星より輝き
ますます美しく
巨大になり
私の体は
私を賛美する人々にまとわりつかれ
私は愛され
私にこがれる人々を
手のひらからボロボロとあふれさせ
彼らを浴び
彼らで磨かれ
泳ぎ
つぶし
くだき
かみしだき
甘い味の崇拝者を喰らう
やがて私は
私を求める私の可愛いチビッコたちに
体中を愛撫され
体のスキマというスキマから
体中に入り込んだ彼らに埋め尽くされ
そのあまりに
甘美な
想像に
私は街なかで
オシッコを
もらしていた
両親
2003年3月1日月に一度
月の消える夜があって。
その夜が明けると
ウソの両親がやってくる。
どこがどうウソかというと・・・
私のことをヘンな名前で呼ぶことだ。
その名はドブドロのニオイがして
げーーーーーーーーーーーーつ
思わず吐いてしまう。
そうして
ウソの両親は私の好物だといって
ひからびたドーナツを3つ差し出し
気味の悪いウソの思い出を私に押しつけようとする。
イヤになった私がトモダチのことをきりだすと
彼らの視線が不安と期待で私に注がれる。
トモダチの名はザカリアス
彼は射手座のB型
実家は鉄工場で
羊の皮をかぶった人殺し
子供を八つ裂きにし
その臓物をすすり
一晩に七つの夢を見て
紫のカギ爪は毒なので触ってはダメ。
夜になると私の部屋にしのびこみ
首をしめるが殺しはしない
目をはなしてはダメ
彼の目から目をはなしてはダメ
なぜなら
だって彼は黒い運命の使者であり
背後にひそむ者の影であり
私の
私の
私の私の私の
私の私の 私の・・・
トモダチのザカリアスは!!
気がつくと
ウソの両親はすでに小さな二つの黒いしみ
すすり泣きと共にドアのすきまにすいこまれてゆく
そしてその夜から
また月が生まれる。
月の消える夜があって。
その夜が明けると
ウソの両親がやってくる。
どこがどうウソかというと・・・
私のことをヘンな名前で呼ぶことだ。
その名はドブドロのニオイがして
げーーーーーーーーーーーーつ
思わず吐いてしまう。
そうして
ウソの両親は私の好物だといって
ひからびたドーナツを3つ差し出し
気味の悪いウソの思い出を私に押しつけようとする。
イヤになった私がトモダチのことをきりだすと
彼らの視線が不安と期待で私に注がれる。
トモダチの名はザカリアス
彼は射手座のB型
実家は鉄工場で
羊の皮をかぶった人殺し
子供を八つ裂きにし
その臓物をすすり
一晩に七つの夢を見て
紫のカギ爪は毒なので触ってはダメ。
夜になると私の部屋にしのびこみ
首をしめるが殺しはしない
目をはなしてはダメ
彼の目から目をはなしてはダメ
なぜなら
だって彼は黒い運命の使者であり
背後にひそむ者の影であり
私の
私の
私の私の私の
私の私の 私の・・・
トモダチのザカリアスは!!
気がつくと
ウソの両親はすでに小さな二つの黒いしみ
すすり泣きと共にドアのすきまにすいこまれてゆく
そしてその夜から
また月が生まれる。
欲望という名のスーパーカーに乗って
2003年2月9日バカ
欲望だけが私の神
私は天に背き
人のルールも無視する
それでも心は変えないのさ
私は神を信じていない
神は公平だ
(人は誰しも死ぬ)
神にとって全ての人間は同じだ
だけど
どいつもこいつも
同じような人間達の中で
ただひとりを特別に思うことが
愛じゃないのか
欲望だけが私の神
私は天に背き
人のルールも無視する
それでも心は変えないのさ
私は神を信じていない
神は公平だ
(人は誰しも死ぬ)
神にとって全ての人間は同じだ
だけど
どいつもこいつも
同じような人間達の中で
ただひとりを特別に思うことが
愛じゃないのか
最終回の歌(いやこの日記は終わらないけど)
2003年2月2日春になればこの道を進むと心に決め
夏になれば全力で空回りな自分が可笑しくって
秋になれば追いかけてもとどかない自分を指差し笑い
冬になればジョッキが割れる勢いで乾杯し
年が変われば繰り返しに気づき笑い転げる
まわる青いこの星よだから君は美しい
君を見つけたヒト・フタ・マル・ハチ
終業時間です、おつかれさまでした。
夏になれば全力で空回りな自分が可笑しくって
秋になれば追いかけてもとどかない自分を指差し笑い
冬になればジョッキが割れる勢いで乾杯し
年が変われば繰り返しに気づき笑い転げる
まわる青いこの星よだから君は美しい
君を見つけたヒト・フタ・マル・ハチ
終業時間です、おつかれさまでした。
こうはなりたくないけど
2003年1月31日普通じゃないことに
なれているので
不幸の方が落ち着く癖があるのよ
自分では
悪いことも不幸も
望んでいるつもりはないわ
そうじゃないのに
知らず知らず
心の深い深い底の方で
幸福を恐れている
だから
そういう相手に
惹かれるの
人が
幸福
と呼ぶ状態に
混乱してしまうのよ
なれているので
不幸の方が落ち着く癖があるのよ
自分では
悪いことも不幸も
望んでいるつもりはないわ
そうじゃないのに
知らず知らず
心の深い深い底の方で
幸福を恐れている
だから
そういう相手に
惹かれるの
人が
幸福
と呼ぶ状態に
混乱してしまうのよ
金8
2003年1月28日遠くまで見える道で
君の手を握りしめた
手渡す言葉も何もないけど
思いのままに生きられず
心に石のつぶて投げて
自分を苦しめた愚かさに気付く
私は悲しみ繰り返す
そうだ
人なんだ
人として 人と出会う
人として 人に迷い
人として 人に傷つき
人として 人と別れて
それでも
人しか 愛せない
君の手を握りしめた
手渡す言葉も何もないけど
思いのままに生きられず
心に石のつぶて投げて
自分を苦しめた愚かさに気付く
私は悲しみ繰り返す
そうだ
人なんだ
人として 人と出会う
人として 人に迷い
人として 人に傷つき
人として 人と別れて
それでも
人しか 愛せない
生きること
2003年1月27日好きで好きでどうしようもない
それとこれとは関係ない
どうして同じようなパンチ
何度もくらっちゃうんだ
それでもまた戦うんだろう
それが命の不思議
繰り返す季節の中で
くつがすり減ってく
もっと肩の力抜いて
過去はどこかにしまっておけ
ここからそう遠くないだろう
観たこともない景色
好きで好きでどうしようもない
それとこれとは関係ない
遠くなら何処へでも
止まるのが怖い ちょっと
それとこれとは関係ない
どうして同じようなパンチ
何度もくらっちゃうんだ
それでもまた戦うんだろう
それが命の不思議
繰り返す季節の中で
くつがすり減ってく
もっと肩の力抜いて
過去はどこかにしまっておけ
ここからそう遠くないだろう
観たこともない景色
好きで好きでどうしようもない
それとこれとは関係ない
遠くなら何処へでも
止まるのが怖い ちょっと
ラブホのきらめき
2003年1月24日はじめまして
のご挨拶
余計なことも
紹介しよう
誰もが驚く野望を
隠し持ってる前頭葉
存在してる感じ
噛み締めて
当たり前過ぎる人生を
切り張りしてこのざま
目眩がするくらい慎重に
歩いてきたが変わんねー
「まあいいか」
なんて言うな
言わないで
笑顔は
無理に作れないけど
楽しいことないかいな?
ありそうだ
のご挨拶
余計なことも
紹介しよう
誰もが驚く野望を
隠し持ってる前頭葉
存在してる感じ
噛み締めて
当たり前過ぎる人生を
切り張りしてこのざま
目眩がするくらい慎重に
歩いてきたが変わんねー
「まあいいか」
なんて言うな
言わないで
笑顔は
無理に作れないけど
楽しいことないかいな?
ありそうだ