水になれ

2003年3月15日
ちょうどいいコップが
何処に行っても
見つからないのだ

どうして

飲んでも飲みきれぬボトルで
不条理を凝視せよ

視ろ
嗅げ
不愉快でも味わい知れ
○もし、私の生が、笑いの中に身を滅すとすれば、私の自信は無知の自信となり、結局は、自身の全面的欠如となるだろう。

○誰にも、笑いを固執することはできない。笑いの維持は、鈍重さに堕すことである。笑いは宙づりになっていて、何ものをも肯定せず、何ものをも鎮めはしない。

失望に呑まれないで

2003年3月13日
世界が明日滅びるとしても

私は、今日、林檎の木を植える。
ずっと読もうと思っていて、
結局読まなかった本があります。

この本の持ち主は、
これを読む時間が無かったのでしょうか。

多分、違います。

読もうとしなかった。
それだけです。

そのことに気付かない限り、
5年経っても10年経っても
持ち主はこの本を読むことはないでしょう。

だから、1年しかないなんて言ってないで、
やってみましょう。

この1年、
やれるだけのことをやってみましょう。

秘密日記のみ

2003年3月11日
    

求め、自ら得よ。

2003年3月9日
だいたい授乳って、
一方的なものかと思っていたら、
共同作業なのですね。
お互いの力を出し合わないと、
絶対に成立しない。
人間って、大変だなあ。
幼い頃からこんなにやることがいっぱい。
アステカの言い伝えどおり

「ここには完璧な満足はない、ここは求め、働き、与えるところなのだ」

これが人生。
強くなることと
暴力を学ぶことと
人を救うことは

全く別の話よ

成熟とは・・・

2003年3月4日
いい行いをしたい
正しいことをしたい

小さい頃は
皆そう思う

でも
気が付くと
いつの間にか

悪いことをしている

補完

2003年3月2日
今日も街に出て
トモダチを探す

だが
私がどんなにせつなく
好意をよせても
皆は私を蔑みの目で見るばかり

そこで
私は方針を変え

巨大化した

私は手当たりしだい
人々をかきあつめ

横になり

力ずくで
私をホメさせる

そして私は花より美しくなり
星より輝き
ますます美しく
巨大になり

私の体は
私を賛美する人々にまとわりつかれ
私は愛され
私にこがれる人々を
手のひらからボロボロとあふれさせ
彼らを浴び
彼らで磨かれ
泳ぎ
つぶし
くだき
かみしだき
甘い味の崇拝者を喰らう

やがて私は
私を求める私の可愛いチビッコたちに
体中を愛撫され
体のスキマというスキマから
体中に入り込んだ彼らに埋め尽くされ

そのあまりに
甘美な
想像に

私は街なかで
オシッコを
もらしていた

両親

2003年3月1日
月に一度
月の消える夜があって。

その夜が明けると
ウソの両親がやってくる。

どこがどうウソかというと・・・

私のことをヘンな名前で呼ぶことだ。
その名はドブドロのニオイがして

げーーーーーーーーーーーーつ

思わず吐いてしまう。

そうして
ウソの両親は私の好物だといって
ひからびたドーナツを3つ差し出し
気味の悪いウソの思い出を私に押しつけようとする。

イヤになった私がトモダチのことをきりだすと
彼らの視線が不安と期待で私に注がれる。

トモダチの名はザカリアス

彼は射手座のB型
実家は鉄工場で
羊の皮をかぶった人殺し
子供を八つ裂きにし
その臓物をすすり
一晩に七つの夢を見て
紫のカギ爪は毒なので触ってはダメ。
夜になると私の部屋にしのびこみ
首をしめるが殺しはしない
目をはなしてはダメ
彼の目から目をはなしてはダメ
なぜなら
だって彼は黒い運命の使者であり
背後にひそむ者の影であり

私の
私の
私の私の私の
私の私の 私の・・・

トモダチのザカリアスは!!

気がつくと
ウソの両親はすでに小さな二つの黒いしみ
すすり泣きと共にドアのすきまにすいこまれてゆく

そしてその夜から
また月が生まれる。

秘密日記のみ

2003年2月15日
   
バカ
欲望だけが私の神
私は天に背き
人のルールも無視する
それでも心は変えないのさ

私は神を信じていない
神は公平だ
(人は誰しも死ぬ)
神にとって全ての人間は同じだ

だけど
どいつもこいつも
同じような人間達の中で

ただひとりを特別に思うことが
愛じゃないのか
叱られたら叱られたでいいじゃん
自由に考えて、動いてみなよ

再起サイキック

2003年2月6日
もう自分には
夢のない絵しか描けないと言うなら
塗りつぶしてよ
キャンバスを何度でも

白い旗は諦めた時にだけかざすの

今の私は
あなたの知らない色
春になればこの道を進むと心に決め
夏になれば全力で空回りな自分が可笑しくって
秋になれば追いかけてもとどかない自分を指差し笑い
冬になればジョッキが割れる勢いで乾杯し
年が変われば繰り返しに気づき笑い転げる
まわる青いこの星よだから君は美しい
君を見つけたヒト・フタ・マル・ハチ

終業時間です、おつかれさまでした。
普通じゃないことに
なれているので
不幸の方が落ち着く癖があるのよ

自分では
悪いことも不幸も
望んでいるつもりはないわ

そうじゃないのに

知らず知らず
心の深い深い底の方で

幸福を恐れている

だから

そういう相手に
惹かれるの

人が
幸福
と呼ぶ状態に
混乱してしまうのよ

金8    

2003年1月28日
遠くまで見える道で
君の手を握りしめた
手渡す言葉も何もないけど

思いのままに生きられず
心に石のつぶて投げて
自分を苦しめた愚かさに気付く

私は悲しみ繰り返す
そうだ
人なんだ

人として 人と出会う
人として 人に迷い
人として 人に傷つき
人として 人と別れて

それでも
人しか 愛せない

生きること

2003年1月27日
好きで好きでどうしようもない
それとこれとは関係ない

どうして同じようなパンチ
何度もくらっちゃうんだ
それでもまた戦うんだろう
それが命の不思議

繰り返す季節の中で
くつがすり減ってく

もっと肩の力抜いて
過去はどこかにしまっておけ
ここからそう遠くないだろう
観たこともない景色

好きで好きでどうしようもない
それとこれとは関係ない

遠くなら何処へでも
止まるのが怖い ちょっと
もっと幸せな状態が
あるわけではない

今を幸せだと思える人と
そいうでない人が
いるだけ

ラブホのきらめき

2003年1月24日
はじめまして
のご挨拶
余計なことも
紹介しよう

誰もが驚く野望を
隠し持ってる前頭葉

存在してる感じ
噛み締めて

当たり前過ぎる人生を
切り張りしてこのざま

目眩がするくらい慎重に
歩いてきたが変わんねー

「まあいいか」
なんて言うな
言わないで

笑顔は
無理に作れないけど
楽しいことないかいな?

ありそうだ  

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