空に空砲

2004年4月1日
午前3時の熱く焼けたアスファルトから
曲がり角まで逃げる頃は
ほら崩れ出す

笑え笑え笑い飛ばせ
僕たちの目は見えすぎて
ずっと宗教のようにからまるから

いつでも僕の舌はいつも空回りして
言わなくていい事ばかりが
ほら溢れ出す

つけぼくろで微笑む君
クリスマスイブの出来事
蹴っとばすためのブーツ履いて話そう

雨の中
大声で笑う
いつまでも
不思議だと思う

赤い血で染められたラストシーンみたいに
さあ
背中から狙い撃つ片目に
ライトだけ眩しい

雨の中
大声で笑う
いつまでも
不思議だと思う

耳をいつも澄まして17歳の僕がいた
花束をかきむしる
世界は僕のものなのに!

猛スピードで逃げる焼けたアスファルトから
軽蔑と憧れをごらん
ほら
崩れ出す

回る回る回り続ける
僕たちの目は見えすぎて
きっといつまでも
死を告げることだろう

雨の中
大声で笑う
僕たちは不思議だと思う

掌の傷いつか消える
僕たちは膝ついて祈る
誰も聞かない声で叫ぶ
僕たちは偶然に気づく

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