人間・世界・時間

2002年10月7日
つくづく 人間というものは目先が効かぬもの
地表にへばりついて
己の足下しか見ておらぬ

たまにゆすられれば
たちまち大騒ぎ
神や仏の大安売りじゃ

自分達が
大きな流れの中に居ることに
気がついておらんのじゃ

学者達が数知れぬほど計算をする
途方もない数・・・
果てしない時間・・・
想像もできないエネルギー・・・
それをどうする?
学会に発表して発見者の名前が残る・・・
それだけだ

しかし
その流れは目の前にもある

遠方を見るとき
人間はどうする?
目を細めるではないか
もっと大きなものを見るときはどうする
目を開いておっては見えはせぬ

宇宙は・・・
その究極の状態を目指して流れておる・・・
高きより低きへ
密より疎へ
拡散し
均一へと
その方向は一定であり不可逆である

その中にあって
人間あるいは生物は
一見それと反するがごとくに集合された個ではあるが

しかし
それとてやはり
大局的には
流れの中にあるのじゃ

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