遙か

2002年10月5日
今日、亡くなった先輩の移っているビデオの整理をしていた。
そしたら、かのタカハシの映像が出てきた。
タカハシ。
私の初恋のひと。
もう別れて8年以上経つのに
頭がカーッとなって心臓がばくばくいう。
目が釘付け。耳がだんぼ。

なんなんだ!?初恋って!
こんなにこんなに強烈に残るものなんだろうか?

声も、伏せた瞳も、薄い唇も、細い指も。人なつっこい笑顔も。
シャイなツンとした顔も。
全部が全部大好きだった。
彼が好きだったものは全部好きになった。
触れたくて触れたくて身体が震えた。
彼は私の星のかけらだった。
でも、全開で恋愛に盲目になった私は、
彼を大事にすることができなかった。
切ない。今でも思うとちょっと切ない。
あまりに当時の私は若くて不器用すぎた。
初恋なんだから当然とはいえ、今でも歯がゆい。

今頃、彼は何してるだろ?
もう結婚したかなあ。
もう大人になってしまっただろう。

私の中に残る永遠の少年。

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