式日に詠んでいたコトバ
2002年8月5日誰もが振り返って顔を見る
あざだらけで
傷から血の出たわたしは
考える
誰もいない野原で
歌い続ける人は
誰もその声をきかず
誰もその姿を見ないとしても
誰かという鏡さえないとしても
それでも存在するんじゃないかと
歌い続ける限り
歌を忘れぬ
その限り
─わたしはまだ生きている
あざだらけで
傷から血の出たわたしは
考える
誰もいない野原で
歌い続ける人は
誰もその声をきかず
誰もその姿を見ないとしても
誰かという鏡さえないとしても
それでも存在するんじゃないかと
歌い続ける限り
歌を忘れぬ
その限り
─わたしはまだ生きている
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