残酷な神が支配する その1
2002年4月18日ぼくがどんなに頼んでも!
拒否しても!
あがいても!
逃れようとしても―
息を止めても
…
あいつを止められなかったのだろうか…
ぼくの意志とはかかわりなく
ぼくの意志などまだ生まれていないかのように
ぼくの意志など存在しないかのように
ぼくが感じたのは苦痛ではない
ぼくは泣いていたが涙ではない
悲鳴ではない あえぎではない
口をふさがれていたぼくの毛穴のすべてから
しみ出たものは汗ではない
悲しみではない
それは
深く
底のない
絶望だ
ぼくはそれを見た
それが生まれた場所を見た
形のない
色のない
臭いのない
名前もない それは
ぼくの中のどこかに存在している
落ちないしみのように
******************************
独り者さんへ
黒澤映画についての文章
とても言葉が冴えているなあと思いました。
というか、独り者さんは言葉がおもしろいなあとおもって、お気に入りに入れさせていただきました。今後も楽しみにしてます。
投げ首は基本的に私が目に付いた文章を載せていく自分の為のネタ帳なので、私の表現ではありません。たまに自分のも載せますが。ネタもとは秘密メモに載せています。
ただ、やっぱり冴えたネタをつらねていくのもそれなりにたいへんなのですよ。
拒否しても!
あがいても!
逃れようとしても―
息を止めても
…
あいつを止められなかったのだろうか…
ぼくの意志とはかかわりなく
ぼくの意志などまだ生まれていないかのように
ぼくの意志など存在しないかのように
ぼくが感じたのは苦痛ではない
ぼくは泣いていたが涙ではない
悲鳴ではない あえぎではない
口をふさがれていたぼくの毛穴のすべてから
しみ出たものは汗ではない
悲しみではない
それは
深く
底のない
絶望だ
ぼくはそれを見た
それが生まれた場所を見た
形のない
色のない
臭いのない
名前もない それは
ぼくの中のどこかに存在している
落ちないしみのように
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独り者さんへ
黒澤映画についての文章
とても言葉が冴えているなあと思いました。
というか、独り者さんは言葉がおもしろいなあとおもって、お気に入りに入れさせていただきました。今後も楽しみにしてます。
投げ首は基本的に私が目に付いた文章を載せていく自分の為のネタ帳なので、私の表現ではありません。たまに自分のも載せますが。ネタもとは秘密メモに載せています。
ただ、やっぱり冴えたネタをつらねていくのもそれなりにたいへんなのですよ。
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