ありとあらゆる嘘をでっちあげて
いったいきみの本心は何なんだ
ぼくの目の前のきみの顔
めちゃくちゃ優しそうだけど
心の中では何を考えているんだい?

すべてを取り仕切るのは氷のように冷たい二本の手
ぼくの血管を流れているのはエスキモーの血
コンクリートや粘度に塗れ
悉く朽ち果てて行きながらも
自然は活路を見いださなくちゃならない

だから今の時代の掟なんて全部無視するんだ
未成年ならではの衝動に身を任せるがいい

こんな風にもあんな風にも
こんな風に、そしてあんな風に

何てこと、きみは×××××に取り憑かれ
どれほど自分自身を見失っているか

大の字に横たわって待っていてね
大の字に横たわって待っていておくれ
ちっぽけなきみのそのからだを横たえるんだ

ぼくらが一緒に寝るときみは言う
ぼくらが一緒に寝る時きみは声をかける

世界は夜のうちに滅亡するのかしら?
(ぼくはまったくわからない)
それとも世界は真っ昼間に滅亡するのかしら?
(ぼくはまったくわからない)
どこかで子供を持つことになるのかしら?
(ああ、ぼくにはわからない)

ぼくにわかることといえば、
ぼくらはここにいて
時は今だということだけ

だから、からだをのばして待っていて
からだをひろげて待っていて
議論の余地はない 論争なんてしていられない
きみはいつまでも覚めたまま思索にふけったりしていられるね
議論の余地は何もないというのに

大の字に横たわって待っていて
大の字に横たわって待っていておくれ

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