ちっこいバクダンくれたまへ
2001年12月8日おお、おれにちっちゃな原爆をくれ
そんなに大きくなくて
通りの馬一頭殺せる程度の
ちっちゃな奴を
だけど通りに馬なんかいやしない
うん、ボウルから花どもを吹き飛ばす程度の奴を
でもボウルには
花なんて
ない
それから恋人をびっくりさせるような奴を
でもおれには恋人なんて
いない
うん
それから汚いが愛らしい子どものように
バスタブでごしごしするような
原子爆弾をくれ
(おれの部屋はバスタブ付きだ)
ちっちゃな爆弾を
将軍、パグ犬のような鼻と
ピンク色の耳の、
七月
の下着のように臭う
おれがクレージーだと思うか?
おれの考えではあんたもクレージー
だ
そんなわけであんたが考えるように――
だれかほかの人間が使う前に
おれに送ってくれ。
そんなに大きくなくて
通りの馬一頭殺せる程度の
ちっちゃな奴を
だけど通りに馬なんかいやしない
うん、ボウルから花どもを吹き飛ばす程度の奴を
でもボウルには
花なんて
ない
それから恋人をびっくりさせるような奴を
でもおれには恋人なんて
いない
うん
それから汚いが愛らしい子どものように
バスタブでごしごしするような
原子爆弾をくれ
(おれの部屋はバスタブ付きだ)
ちっちゃな爆弾を
将軍、パグ犬のような鼻と
ピンク色の耳の、
七月
の下着のように臭う
おれがクレージーだと思うか?
おれの考えではあんたもクレージー
だ
そんなわけであんたが考えるように――
だれかほかの人間が使う前に
おれに送ってくれ。
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