ヨハネ 断章 その10
2001年11月28日 イエスは、私のことをよく「おくれてきた預言者」とか
「預言者のなりそこない」と呼んだ。
彼とはよくこの世界の神秘について語ったものだった。
それは、日常のことから、
私たちの目に見えない世界のことまで。
私は、母の姉が代々所蔵している書物をつかって
母から読み書きを学んでいた。
もちろんそれ以外のことも。
そのことがイエスに従うきっかけをあたえたのは
言うまでもない。
だが、イエスは違うと言った。
「キミは無意識のうちにこの世の創造主の本質を
感じつかみ取っている。
私なんか貧乏神をひいたもんさ。
これから私に起こる出来事を見ればね、
分かると思うよ。
こんなちからなんになるというんだろう。
彼らは誰でもよかったはずなんだ。
日常から飛べるまやかしをみせてくれる者が
いればね。
でも、そんな彼らの苦しみや悲しみが私には
分かるから。
私は、自ら命を絶つようなことはしないのさ。
キミなら分かってくれるだろうか。
バプテスマのヨハネのように。」
それから、こう付け加えた。
「いや、余計なことを言ったな。」
今は彼が言った意味が分かる。
イエスに贖罪の死を授けた神は、私の思う創造主とは
次元が異なる。
重なる次元のひとつの現象として
イエスが存在したのだ。キリストとして。
「預言者のなりそこない」と呼んだ。
彼とはよくこの世界の神秘について語ったものだった。
それは、日常のことから、
私たちの目に見えない世界のことまで。
私は、母の姉が代々所蔵している書物をつかって
母から読み書きを学んでいた。
もちろんそれ以外のことも。
そのことがイエスに従うきっかけをあたえたのは
言うまでもない。
だが、イエスは違うと言った。
「キミは無意識のうちにこの世の創造主の本質を
感じつかみ取っている。
私なんか貧乏神をひいたもんさ。
これから私に起こる出来事を見ればね、
分かると思うよ。
こんなちからなんになるというんだろう。
彼らは誰でもよかったはずなんだ。
日常から飛べるまやかしをみせてくれる者が
いればね。
でも、そんな彼らの苦しみや悲しみが私には
分かるから。
私は、自ら命を絶つようなことはしないのさ。
キミなら分かってくれるだろうか。
バプテスマのヨハネのように。」
それから、こう付け加えた。
「いや、余計なことを言ったな。」
今は彼が言った意味が分かる。
イエスに贖罪の死を授けた神は、私の思う創造主とは
次元が異なる。
重なる次元のひとつの現象として
イエスが存在したのだ。キリストとして。
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