小さな戯曲「グリム著白雪姫」Scene5
2001年11月3日王妃独白。黒い布を引きずるように。
王妃:死に損ないの白雪。お前がいるから鏡は
私を見てくれないのよ。
その上、今隣にいるのは客人の王子じゃ
ないの。
そら、この林檎。
今度こそこれでお前を無きものにし、
鏡の前につきつけてくれるわ。
そうすれば、その時こそ鏡は私以外の
全てを見れなくなり、
私が白い雪に、永遠の美になれるのよ。
そして、鏡、お前も永遠に私のもの。
王妃:死に損ないの白雪。お前がいるから鏡は
私を見てくれないのよ。
その上、今隣にいるのは客人の王子じゃ
ないの。
そら、この林檎。
今度こそこれでお前を無きものにし、
鏡の前につきつけてくれるわ。
そうすれば、その時こそ鏡は私以外の
全てを見れなくなり、
私が白い雪に、永遠の美になれるのよ。
そして、鏡、お前も永遠に私のもの。
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