キスグルメ

2001年9月29日
舌の上に湧き上がってくる記憶がある。
昨晩の生牡蠣だ。
あの清涼な味が、憶い出し笑いのように
舌の上に拡がってくるのだ。
舌を微かに動かして、あのフックラした身を
なぞってみる。
冷たくて、ひっそりした甘みのあるあの味が
懐かしい。
こんなにも追慕してしまうなんてどうしたのかしら?
それは舌に受けた生理的な衝撃だった。
何かに似ているみたいだなあ、
と考えていて、そうか、思い当たった。

フローズン・ダイキリを飲んだ人とキスした時の、
あの冷たーい、香りのする舌によく似てるんだ。

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