彼はしらんぷりして、わざと私の机の上に座る
わざと私に触れる
夜の窓ごしに写った私の目をわざとじっと見つめたりする

その度に
赤くなったり、緊張したりする私を見るのが
彼は愉しくて仕方ないのだ

でも
私はこの情けないゲームが好きだ

ゲームが続けばいい
彼は私にとっては底が知れてはこまる男性だった
単なる私のエゴなのは分かっている

多分ほんとうのこと
何もいわないで私たちは終わるだろう

でも、
ずっとこのままでいたいと思ったこと
くやしいけどいつまでも忘れないだろう

いつまでも

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