一方、昼下がりや日暮れ時は何とも幸せそうに眠っているよ!
細長い指で撫でてもらいながら、
眠ってる・・・疲れ切って・・・いや、狸寝入りなのかな、
床に寝そべって、ここ、君と僕のすぐ側だよ。
それなのに、紅茶も飲んで、ケーキも食べて、アイスクリームまでたいらげちゃうこの僕が、
そんな甘い瞬間をわざわざ首切り台の土壇場まで引きずり込む力を持たなくちゃいけないのか?
これでも僕は泣いて断食した、泣きながらお祈りしたんだよ、
これでも、自分の首が(少し禿げたヤツ)大皿の上に乗っかって運び込まれるのを見たんだ、
もちろん、僕は予言者じゃないさーもっともこんなことたいしたイミはないさ。
僕は、これだという瞬間がちらり顔を覗かせるのを何度も見かけた、
かと思えば、僕につきまとって離れない従僕役がコートの裾を掴んでは忍び笑いするをだって、何度も見た、
つまり、その度、僕は、怖かったんだよ。

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